富久心 本醸造生原酒(椎名酒造・日立市)
新年会シーズンである。
昨日の新年会は仕事上の付き合い。
接待というわけではなく、和気あいあいと楽しむ会であった。
そんなわけで、久しぶりに居酒屋で飲んだ。
富久心の地元だけあって、しっかりこの酒が置いてある。
日立周辺の居酒屋では富久心が愛されている。
もろはくも絶品だが、この酒も旨い。
ひと言でいえば、「グラビア女優」だ。
ナイスバディなんだよなw 表現悪いけど…。
でも、飲んだことある人ならわかってくれるはずだ。
甘口で飲み口がよい。
ただし、そういった酒に多いような軽さがない。華奢な美人ではない。
濃厚?豊満っていうか…。
いや、なんっつうかなぁ。
出るとこ出て締まるとこは締まってるっつうか…。
もちろん味がなんだけど!
多分、これは僕の予想なんだけど、仕込みの水がそうさせてるのだろう。
日本酒は仕込む水の硬度によって、ワインでいうとこのボディが決まるらしい。
一般に硬度が低いと軽やかに、硬度が高いと濃厚になるようだ。
それは水に含まれるミネラル成分が酒母の働きをよくするためである。
で、椎名酒造がある旧十王町の高原ってとこは、日立の山の中だ。
以前日立の山から出る湧き水の硬度は高いという話を聞いたことがある。
だからナイスバディな酒になるのかなんて思ったりしてみた。
実際椎名酒造の水がそうなのかはわからないけど。
まぁ、うんちくはいいとして、ぜひ呑んでみてもらいたい。
グラビア女優ってのがわかってもらえるはず!
椎名酒造の情報はこちらを参考に