茨城の地酒を呑む

茨城の地酒(日本酒)を紹介。茨城は水戸黄門以外にも沢山の魅力があります。

武勇 純米吟醸 樽生(武勇酒造・結城市)

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夏茨酒第四弾。

 

武勇の樽生。

 

杉樽で熟成させたのかな?

新しい杉の香りがする。

スッキリした爽やかな杉の木の香り。

やや控えめなところがよい。

いいねー。

 

酒自体は結構サッパリしている。

淡いブルーのボトルが似合う。

夏って感じ。

 

呑み口は軽くてすごくいい。

含み香がさっと風のように通りすぎると淡い味わいになる。

で、オマケって感じで後味に武勇っぽい柔らかい旨味が広がる。

このあたりがとてもよい。

 

武勇っぽい?

そりゃそうだよな、武勇だもんな。

 

淡麗って言えば淡麗。

けど、後味にお得なおまけあり。

甘味は控えめ。

うまいなーこれ。


もしかすっとこの酒呑めば花粉症治るかもな。

いや、そんなことはないか。

 

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この杉樽の香りが好きだ。

よく枡酒なんかでもこの香りが楽しめる。

枡の角に塩をちょっと盛って呑む。

なんとなくクラシックな呑み方?

 

昔、近所にラーメン屋がオープンしたとき。

開店サービスで樽酒無料で振る舞ってた。

僕は小学生か中学生ぐらいだったから呑めなかったけど。

おやじさんが嬉しそうに呑んでた。

 

「この樽と枡の木の香りがいいんだ。」

とかいいながら。

 

僕はラーメン食いながら。

「そんなもんかね?よかったな、お父さん。」

って返した。

 

「そのつまみの餃子よこせ!」

って思いながら。

 

そんな酒好きなおやじさんとの思い出が香る酒だ。

 

香りの高さ:やや控えめ

味の濃淡さ:淡麗 → 標準 みたいな感じ

爽やかな杉樽の香り。淡麗で清涼感のある酒。後味に武勇らしさあり。旨いなぁ。ますます武勇ファンになった。