来福 特別純米 生原酒「若水」(来福酒造・筑西市)
来福の純米若水。
別名「Sweet 来福」
どれほど甘いのか?
と、結構前から気になっていた酒だ。
僕の勝手な想像はもろにこんなかんじ↓
菊水 ふなぐち一番しぼり(菊水酒造・新潟県) - 全国の地酒を呑む
でも、実際呑んだら全然違った。
これに近いね↓
鳳凰美田 純米吟醸 髭判(小林酒造・栃木県) - 全国の地酒を呑む
というわけでスイート来福改め、
来福パインでいかがだろうか?
ひねりもなにもないけどさ。
味わいについて。
ちょい甘めのパインフレーバー。
でも、思ったよりも甘くはない。
酸味はちょい強め。
といってもそんな酸っぱくもないけど。
なんか反語ばかりだな。
つまり均整がとれているって言いたい(笑)
しっかりしたボディ。
甘さからの酸っぱさ。
の、間の含み香がパイナップル様な感じ。
後味は若干苦いかな?
華やかでフルーティ。
インパクト強い。
ただ、甘酸っぱいわけではなく。
甘味と酸味は剥離している。
これはもう完全にカクテル的な感じで。
お酒を楽しむ酒っていうさ。
髭判は飲み疲れるから半合でいいけど。
来福パインは結構いける。
割と旨い。
日本酒って不思議なことに。
辛口ってラベルに書かないと売れないらしい。
「辛口」って書いてあるのに。
ばっちり甘味がある酒なんてざらで。
ひどいのになると、糖類添加してあるから始末が悪い(笑)
「Sweet」なんて書いちゃうと、
絶対50代から上は買わないだろうな、と。
まぁ、そんな気がする。
嗜好の幅が広い、
っていうとカッコいいな。
要するに酒ならなんでもいい味の分かんない僕からすると。
「Sweet」とか「辛口」なんて表記はどうでもよくて。
なんだって呑んじゃうぜ、っつう。
酒米は若水、酵母はおしろい花酵母。
来福酒造必殺の多彩な酒米&花酵母仕込み。
パイン味の日本酒ってどれもこれも値が張るイメージがある。
吟醸クラスにならないと味わえないからかな?
なかなかどうして。
手頃な値段で手に入る来福パイン。
いいねー。
【メモ】
◇香りの高さ:控・・・★・高
◇味の濃淡さ:淡・・★・・濃
◇甘味:★★★
◇ジャンル:カクテル酒
◇含み香:パイナップル様
華やかでフルーティなお酒。パイン。南国フルーツ系の香り。トロピカルな含み香。甘酸っぱい味わいが特徴。などなど、そんなお酒。インパクト強くて面白い。