霧筑波 ピュア茨城 特別純米 無濾過本生原酒(浦里酒造・つくば市)
今更言うことでもないけれど。
僕は骨の髄まで霧筑波ファンである。
もちろん他の茨酒銘柄も大好きだけど。
家族との思い出が詰まってる分。
霧筑波は特別で。
今後の人生、間違いなく。
節目を迎える度に霧筑波呑むのだ。
娘が嫁ぐ日に吞む酒は霧筑波だし、
棺桶に入れてもらうのも霧筑波だ。
ので、分かって頂けるだろうか?
この嬉しさ、が。 ↓
ロットNo.001
ちょっと畏れ多いのではあるが。
実際は、すげーすげー幸せな気分。
コンビニをうろうろしながら、
思い出し笑いをかみ殺すような、さ。
なんて幸せなんだろうか、と。
安藤商店さんで購入したわけだけど、
001をわざわざ譲って頂いて。
ともかく、安藤商店さまさまで。
なんてお礼言ったらいいのか。
ほんとうにありがとうございました。
この四合瓶、一生とっておきます。
家宝にします。
さてさて。
今年もピュア茨城の季節到来。
そんなわけで、
今シーズンの開幕投手は霧筑波。
たまらんね。
ピュア茨城シリーズには、
しずく・蔵なま・秋あがりがあり。
順に、無濾過生原酒・生酒・火入れで。
要するに同じ酒の醸造過程で、
異なる酒質を楽しめるっつう。
そんな感じ。
で、だ。
この霧筑波ピュア茨城はしずくってやつで。
つまりは無濾過生原酒である。
ラベルには本生って記載されてるけど、
意味は同じである。
実は、霧筑波の無濾過生原酒をさ。
呑んだことがなくて。
なーんと初めてなのである。
間違ってたら、申し訳ないが。
通常出荷されている、
霧筑波のラインナップにおいては、さ。
僕の知りうるところだと、
無濾過生原酒は一切出してないと思われる。
この限定酒だけなんじゃないかな?
熟成をポリシーとする、
浦里酒造にとっては、レア的な。
香り控えめ。
クセのない綺麗でスッキリした味わい。
生原酒にしてはすごくクリアな印象。
微かに葡萄のような含み香。
そこは無濾過生原酒らしい感じ。
じんわりと拡がっていく旨さと、
原酒らしい力強いアルコール感。
が、無濾過生原酒の段階で、
割と柔らかい印象があって。
そうか、これが熟成すると、
霧筑波らしい、
あのまろやかさになるのか、と。
そんなこと考えてみたりした。
この後出荷される、
蔵なまと秋あがりを吞んで、
そのあたりを確かめるのが、
茨酒マニアとしちゃたまらないわけで。
楽しみだなって、ワクワクしてる。
話長くなって申し訳ないが、
もう一言。
このお酒、
次女の入園祝いに吞んで。
特別な日に、特別なお酒。
まー、楽しかったなって。
人生の節目に霧筑波。
最良の思い出。
【メモ】
◇香りの高さ:控 ★・・・・ 高
◇味の濃淡さ:淡 ・★・・・ 濃
◇甘味:微
◇含み香:葡萄様
スッキリした呑み口から広がる旨さ。家宝。
ibazake 安藤商店で購入