久慈の山 佳撰(根本酒造・常陸大宮市)
シリーズ普通酒の旅。
的なノリで。
次なる酒は。
久慈の山、佳撰。
普通酒っていうか。
晩酌酒っちゅうか。
ある意味、昔ながらの酒というか。
クラシックなラベルで、さ。
松だの、鶴だの。
そういうデザインが好きで。
髭文字なんかもカッコイイ。
「辛口」とかって書いてある酒とか。
そういう酒を集中的に呑んでいる。
芳醇無比。
至極の四字熟語だな。
このジャンルの酒の中では。
香りが高めな感じ。
熟成感のあるフレーバー。
若干ハチミツ様か?
味わいはやや淡い感じ。
その辺、軽快さがあって。
なかなかいいじゃん。
旨いねー。
そんで、終盤の酸味が心地よい。
燗にするなら熱々がいいなぁ。
キレが増す感じ。
ぬる燗だと、甘めの印象に。
肴によって、だな。
まぁ、いろんな温度帯でいけるけど。
冷や(常温)が一番かもしれない。
冷やで十分っていう、さ。
うちの親父さんなんかは。
絶対に燗にしたりしない。
理由は簡単で。
お袋さんが面倒くさがる。
自分でやんのもやだ。
そもそも温まるまで待てない。
らしい。
俺は割とマメでグルメ派だから。
燗をつける手間は惜しまない。
が、燗にしなくても旨ければ。
それに越したことはないなー、と。
けども、やっぱり寒いから。
寒がりな俺としちゃ。
燗3合、冷や1合。
って、感じ。
これが多分、春や夏なら。
冷や4合だろう。
こういう酒って。
冷や呑み前提で造ってあるような。
そんな気もしてる。
今度蔵の人にあったら訊いてみよう。
【メモ】
◇香りの高さ:穏 ・・★・・ 華
◇味の濃淡さ:淡 ・★・・・ 濃
◇甘辛の印象:辛 ・・・★・ 甘
◇含み香:熟成感のある香味
冷や呑みバージョンの晩酌酒。もちろん燗もあり。いいねー、確かに芳醇無比な感じする。