武勇 純米吟醸 ひやおろし(武勇酒造・結城市)
なんだかんだ言っても。
結局は武勇なんだ、と。
酒屋万流の中で。
いろんないい酒はあるが。
武勇のひやおろしのよさってのは。
当たり前だけども。
やっぱり武勇酒造にしか。
醸すことは出来ないだろう。
あるようでない。
ないようでここにある。
なんかねー。
夢見てる感じに近い。
ラベル?
例年通り。
落ち着くよなー(笑)
いやどうも。
のっけから、また。
わけわかんねーこと。
書いてっけど。
よーするに、さ。
うめーってことだ(笑)
武勇の酒蔵ラベルシリーズは。
もう間違いなく鉄板で。
しぼりたてからひやおろしへ。
そんで火入れっていう流れだが。
どの段階においても。
それぞれのよさの中に。
決まって武勇らしい旨さがある。
言うなれば、香り控えめの味吟醸。
全体的な印象は例年通り。
静かな淵へとはらはらと舞い落ちる。
深紅の楓みたいな。
落ち着きのある深い旨味とコク。
今年の酒は輪郭が若干丸め。
去年ほどのエッジは感じない。
間違いなく、より洗練されてる。
今年の酒の方がよかっぺよ?
そういや、さ。
麹米が雄町に変わってたな。
そのせい?
秋の味覚に寄り添う酒。
名脇役。
料理が引き立つ。
まー、なんにでも合う。
それってのは、もちろん。
酒が良いからだ。
極端なこと言えば、さ。
肴なんて要らない(笑)
の、だけども。
酒肴でもって相乗なわけで。
それは倍数じゃなくて。
指数の法則が働いてるんだ。
武勇のひやおろしには。
【メモ】
◇香りの高さ:穏 ・★・・・ 華
◇味の濃淡さ:淡 ・・★・・ 濃
◇甘辛の印象:辛 ・★・・・ 甘
穏やかな香りと生詰のフレッシュ感。
純米吟醸らしい磨かれたコク。
武勇の鉄板酒。
これが抜群に旨いんだ。
ibazake 安藤商店で購入