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茨城の地酒を呑む

茨城の地酒(日本酒)を紹介。茨城は水戸黄門以外にも沢山の魅力があります。

来福 純米吟醸生原酒 愛船二〇六号(来福酒造・筑西市)

来福

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来福必殺のレア酒米生原酒。

純米吟醸の。

 

愛船って初めて聞く酒米だ。

愛山はよく知ってるけど。

 

なんでも、愛船の117号ってのが愛山の父親米らしい。

で、206号は?っていうと絶滅危惧種らしい。

 

どっからこんな酒米見つけてくるのだろう。

来福、すげーなと感心している。

茨城が全国に誇るレア米造りの酒蔵、来福。

あと花酵母ね。

 

珍しい酒米ってことは、まぁ、お酒にするには難しいはずだから。

味はあんまり期待しないんだけど。

 

けど、もしかしたらすげー面白い味わいだったり?

なんっつって、ついつい買ってしまう、俺。

珍しいものが好きである、結構。

もしかすると藤村さんも?

 

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ともかく呑んでみなきゃわからないのが酒だからさ。

とか言いつつ開けてみる。

 

開けたては酸味が強い。

香りは控えめ。

すっぱくはないんだけど、固い印象をもつ。

甘旨味が酸味に覆い隠されてる感じ。

 

ので、わざと空気にふれさせて冷蔵庫で寝かせてみる。

っていうと、なんか知ってる風な感じだけど。

ただの思いつきである。

 

果たして本当に酸味が和らぐのか?

炭酸じゃあるまいし。

酸味の気が抜けるなんてあり得るのか、と。

 

そもそも酸素にふれたら酸化しちまうから。

それこそ酸っぱくなっちまうんじゃないのか?

とか思いつつも、実験の精神が大切で。

とりあえず5日間待って再び呑んでみた。

 

俺の仮説はどうやらあたったらしい。

甘旨味がぐっと増して主役になり、酸味が脇役に回った感じ。

だいぶ柔らかな味わいに変わった。

結構華やかなである。

これってやっぱり酸味がまろやかになったから?

 

ともかく日本酒の風味の変化ってのは繊細で面白い。 

開けたてが一番旨いとは限らない。

 

甘味自体は上品な感じで。

なんっつうか、無花果のようなフルーツ感。

そんなフレーバーである。

旨いなー、って5日待った分しみじみ呑んで。

気がつけばソファーで寝ちまって。

かみさんに起こされて布団まで這っていった。

 

そういや生原酒なんだっけ。

アルコール度数が2〜3度高いだけなのになー。

なんでこんな酔っぱらうのかな?

って、秋の夜長に夢うつつを漂いながら。

ところでなんの花の酵母なんだろう?

まぁ、いいや。

って、深い眠りについたわけである。

 

【メモ】

◇香りの高さ:控・★・・・高

◇味の濃淡さ:淡・・・★・濃

◇ジャンル:フルーティ系

◇甘味:★★(開栓後5日)

◇余韻:酸味がスッキリ感を演出

◇含み香:まるで無花果のようなあっさりしたフレーバー

酸味が強め。わざと空気に触れさせてまろやかにしたら旨かった。なんとも面白いお酒である。