呑み比べる(結/特別純米赤磐産雄町vs純米吟醸備前雄町)
左:特別純米赤磐産雄町
日だまりには雀たちが楽しそうで。
雪をはねて猫柳が顔を出す。
そんな季節に。
結城酒造さんの結シリーズ。
雄町を呑み比べる。
写真向かって。
左手が特別純米赤磐産雄町
まー、なにが違うかというと。
結城酒造さんの場合は。
と、精米歩合がまず違う。
まー、当然か。
そんで、酒米も違ってて。
特別純米:赤磐産雄町
同じ雄町米でも。
赤磐産は岡山県産の最高品質らしく。
「普通の」って言っても。
岡山県産の雄町は一級品だろうから。
備前雄町だって良質な米だと言える。
まー、そんな違いらしい。
ちなみ酵母やら麹米については。
全然わからない。
使えない酒呑みで申し訳ない。
何せ、さ。
データ云々は全然気にしない。
まー、いい加減な質でして。
率直に言う。
どっちが好きか?
特別純米だな。
理由は。
味わいがより大人な感じだから。
特別純米のほうが。
ビターで。
メリハリ効いてる、っつうか。
呑み比べちまうと、さ。
純米吟醸には悪いけど。
特別純米が好みかなー、って。
とはいえども。
純吟も悪くないし。
どちらも流行りの味わいっていうか。
いい感じだ。
上立ち香はどちらとも。
ヨーグルトっぽい酸のたつ香り。
含み香はパイン+グレープな感じ。
プラスして。
純吟は酸味が特徴的で。
純米は苦味が印象的。
このへんがたまらない。
華やかな印象に加えて呑み応えもあり。
コクのある旨酒。
純吟の方が香りが高く。
純米の方が味濃いめ。
どちらも甘味は品がよく。
味わいの変化が日替わりで楽しめる。
冷酒もいいんだけど。
常温(15℃ぐらい)に戻した方が。
好みかな。
柔らかさが出てくる。
人気急上昇中の理由は呑めばわかる。
流行りのテイストが全て詰まってる。
そんな感じの結シリーズ。
結城酒造のご夫妻は本当に感じの良い方で。
いつもイベントなんかで。
気さくに酒をついでくれる。
ちなみに、奥様が杜氏をなさっており。
その奮闘ぶりが、
こちらのブログで。
またもや無断で貼付けさせて頂きます。
すいませんです。
はっきり言って俺のブログなんかより。
数万倍面白い。
【メモ】
特別純米赤磐産雄町
◇香りの高さ:穏 ・・★・・ 華
◇味の濃淡さ:淡 ・・・★・ 濃
◇甘辛の印象:辛 ・・★・・ 甘
◇含み香:フルーティ+苦味が印象的
◇香りの高さ:穏 ・・・★・ 華
◇味の濃淡さ:淡 ・・★・・ 濃
◇甘辛の印象:辛 ・・・★・ 甘
◇含み香:フルーティ+酸味が印象的
どちらも華やかで、かつボディのしっかりした旨酒。甘苦酸味のバランスがよい。