月の井 吟醸(月の井酒造・大洗町)
ひやおろしシリーズも。
ひとまず落ち着いて。
次は。
シリーズ・月の井を吞む、か?
みたいな様相を呈してきたが。
ひとまず。
素直にただ吞んでみたかった、っつう。
成り行き任せだが。
この際、とことん月の井ってのも。
悪くないな。
結構試飲させてもらったり。
どっかで吞んだりしてる割には。
未だにブログにしてない酒が。
まだまだある。
とかって、言っときながら。
きっと来週は。
どっかの初搾り吞んでるに違いない(笑)
でも、実際のところ。
この冬は。
月の井さんの酒を追いかけてみたい。
それぐらい。
また更にファンになった。
安藤商店の酒は。
新商品を除いて8割方呑んできたが。
未だにこんないい酒があったなんて!
って、俺が気付かなかっただけだが。
流石、安藤商店さんの茨酒は奥深い。
改めて、そう思った。
簡単に言っちまえば。
辛口やや淡麗吟醸。
って感じの酒。
ただ。
〆張鶴吟撰以来の衝撃。
って言えば伝わるか?
で、これは本心で。
結構正直言うと。
〆張鶴には悪いが。
なにせ〆張鶴大大大好きだから、さ。
贔屓目無しに月の井の吟醸の方が。
好きなんだ。
しかも3000円しないんだぜ。
流行りの酒っていうか。
今時メディアに上る酒って。
無濾過生原酒、とか。
たまに安くて旨い本醸造、か?
とにかく吟醸酒ってない気がする。
獺祭が吟醸酒造らないのが象徴的だろ?
徐々に時代に取り残されつつあるのか。
吟醸酒って、さ?
けど。
純粋に良い吟醸酒ってのは。
やっぱり世の中には存在して。
〆張鶴の吟撰、出羽桜の桜花。
黒龍のいっちょらいとか。
同じ茨酒だと。
霧筑波の吟醸酒とか完璧だし。
ナウいヤングな酒からすりゃ。
確かにレトロ感漂うけど。
悪いがそこが良くて。
やっぱり旨いもんは旨い。
と、そう思うのは俺だけ?
この酒は一期一会だな。
うちの親父さんにも吞ましてやりたい。
親戚のおじちゃんも好きそうだ。
この酒呑んだら、きっと。
「なんだ?うめーなこの酒!」
とか、言って。
そんで、みんなラベル見て。
月の井吟醸ってインプットする。
に、違いない(笑)
さりげなく。
気品のある吟醸香が儚く揺れる。
辛口ながらもソフトで。
するりと、やや淡麗な呑み口。
そんで潔いキレ味。
ちっとも吞み飽きない。
冷やも悪くないが、冷酒がやばい。
またひとつ良い酒を見つけたぜ。
【メモ】
◇香りの高さ:穏 ・・・★・ 華
◇味の濃淡さ:淡 ・★・・・ 濃
◇甘辛の印象:辛 ★・・・・ 甘
辛口ですっきりした吟醸酒。
気品あるの香りがグッド。
ibazake 安藤商店で購入