彦市 純米無濾過生原酒 荒走(月の井酒造・大洗町)
去年の、彦市荒走の記事から。
キッチリ1年を経て。
戦車道とか言って。
剣道的な?
よくわかんないけど、スポーツ的な?
そんな戦車全国大会での優勝を目指す。
そういう青春ものだ、ってとこまでは。
知ることが出来たが。
正直、それ以上は興味が湧かないので。
残念ながら。
未だアニメ自体は見たことがない。
が、大洗の街中にあるパネルとか。
茨城交通のバスに描かれた。
大洗女子学園の生徒はよく目にしている。
その都度思うのは。
スカート短すぎるぜ、っつう。
茨城では。
ぶっちぎりで。
不良な学校に指定される短さだ。
ガルパン好きな奴に。
やっぱ、スカートが短いのがいいのか?
と、訊いたら。
ちょっと何言ってるかわからない。
そんな答えが返ってきて。
ま、結局のところ。
そんなフシダラな女子高生なんかよりも。
圧倒的に俺が好きなのは酒の方で。
ガルパンのメッカ。
聖地大洗っていえば。
俺には、月の井っつう(笑)
そんでもって、彦市の荒走。
これに尽きる。
季節限定の。
ちょいおりがらみな。
フレッシュな酒。
彦市ファンとしちゃ。
もう、外せない酒。
大洗産の千代錦を。
真澄酵母で醸した酒。
特徴は酵母の特性でもある酸味か?
穏やかに、さりげなくそれが効いてる。
酸味がちゃんとあるにせよ。
決して「酸っぺーなこれ!」
なんてのを感じさせない。
この絶妙な塩梅が。
物凄く爽やかな印象を与えてる。
完璧、だぜ。
ぶっちゃけ言うと。
火入れの彦市がすごく好きだから。
勿体無いから、さ。
原酒で出さないでくれよ。
なんて思ってたけど(笑)
いや、それは間違ってた。
この原酒、すごく旨い。
彦市も造りが3期目?
だっけ、か?
ともかく、毎年。
ぐっと洗練されていくイメージ。
このバランスの良い。
均整のとれた味わい。
深く沁みるね。
コップに注いだ原酒を。
ふた口ぐらい、そのまま呑む。
そんで、呑んだぶんを。
ミネラルウォーターでうめっちゃうんだ。
原酒はふた口で満足。
その辺は俺の好みだし。
わざわざ原酒で出してくれてる。
蔵元さんにも悪いから。
オススメはしないけど。
割水すると、更にいい感じになる。
安藤さんが仰ってたように。
ミネラルウォーターじゃなくて、本当は。
蔵の仕込み水なら申し分ないんだけどな。
この酒に関しちゃ。
フレッシュさは決して。
派手さを意味しない。
生原酒ゆえの華やかさはあるにせよ。
基本は。
所謂、落ち着きのある。
爽やかな。
抑制の効いた。
酢イソ系の。
と、形容される感じ。
このさりげなく。
いぶし銀な味わいが。
本気で、惚れる。
こんないい酒なかなか出会えない。
ちっとも呑み疲れしないし。
飽きがこないんだ。
昼過ぎには。
思わず、晩酌のことを考えちまう(笑)
なんちゅうか。
ハマる、っつうさ。
一見、地味な酒かもしれないが。
呑むほどに奥深さを感じる。
本当に虜になるのはこういう酒だ。
しかし、さ。
直彦さん、若いのに。
フェラーリみたいな(笑)
ど派手な吟醸を目指さないのが。
すげーかっこいい。
ただ、ハートは、さ。
地元産の米に拘ったり。
ギンギラギンに。
情熱を感じるんだ。
彦市。
いい酒だよなー。
なんて言いながら。
昨期の、27BYを。
まだ呑んでない、っつう(笑)
全くその辺が。
口だけ野郎なわけで。
どーしようもないんだけど。
去年の酒を追い越して。
新酒呑んでる、っつう。
坂本さん、マジすいません。
次回こそ。
彦市火入れの登場!
乞うご期待!
って、俺が一番楽しみだったりする(笑)
【メモ】
◇香りの高さ:穏 ・・★・・ 華
◇味の濃淡さ:淡 ・・・★・ 濃
◇甘辛の印象:辛 ・・★・・ 甘
本当の意味で普遍的な酒。
ibazake 安藤商店で購入