来福 純米吟醸 亀の尾(来福酒造・筑西市)
これ旨いねー。
来福の必殺技。
花酵母ってやつで。
ひまわり酵母で醸された。
亀の尾の酒。
ひまわり、か。
夏のイメージさながら。
俺が連想するのは。
川本真琴の「ひまわり」って曲で。
ひまわり♬
あの夏に生まれたんだよ♪
浴衣とスニーカーで一緒に隠れた♫
スイカの種をとばしたっけ♬
お祭りに行こう♪
カーブでふざけてコーラをこぼした。
あの夏の地図はせーので窓から投げた?
やっぱり。
ひまわり酵母だし。
何気に夏に呑む酒なんじゃないか?
って思ったりもして。
まー、来福には夏酒があるから。
裏夏酒なんだけども。
冷やして呑むにはぴったりの。
いい感じの酒だ。
あー、こんなに旨い酒だって。
知ってれば。
もっと早くに呑んだのに。
実は、これが初呑み。
ひまわり酵母故の黄色のラベル。
台風が近づき。
やたら涼しい夜を過ごす。
ひまわりの坂道🎶
駆け降りてく君が♪
振り向いたあの空の♬
眩しさが今でも♫
また夏が終わる♩
もうさよならだね♬
って、季節になり。
こりゃ、来年も。
夏の終わりには。
ただ亀の尾呑みたくなるねー。
って、なりそうだな、と。
ところで。
かぜあざみってなんだ?
本当のこと知りたいだけなのに。
うっすらさみーような天気なんで。
一升の終盤戦に燗を呑む。
燗もいいねー、冴えるなぁ。
亀の尾で醸された酒は。
基本的にソリッドな感じになる。
が、巧く造ると。
山田錦に負けないような。
旨味が広がる。
みたいな話を。
どっかで聞いたことがある。
この亀の尾を呑んで。
それがやっとわかった気がする。
確かに。
芳醇な味わいに透明感。
2つの要素を併せ持つ。
そんな酒だ。
若干辛めの。
静かな酸が効いた酒で。
なんっちゅうか。
来福は。
やっぱり面白い。
【メモ】
◇香りの高さ:穏 ・・★・・ 華
◇味の濃淡さ:淡 ・・★・・ 濃
◇甘辛の印象:辛 ・★・・・ 甘
◇含み香:玄妙なフレーバー
味わい深く透明感のある酒。熟成加減がよく落ち着きのある旨さが光る。よりスッキリ呑むならば燗だな。
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