来福 純米超しぼりたて生原酒 〜年のかけはし〜(来福酒造・筑西市)
ブログ読んでくださっている皆々様。
改めまして、
あけましておめでとうございます。
茨城の地酒という、
ごくごくローカルな話ばかりで、
大変恐縮ではございますが、
今年もどうぞよろしくお願いします。
さてさて、
元日に呑んだお酒。
完全予約制である。
予め申し込んでおくと、
大晦日に搾った酒が、
元日に届くという企画もの。
元日から福来る(来福)で縁起がよい。
もちろん、味わいもよい。
このお酒に関する詳しい情報は、
来福酒造のブログを参照のこと。
安藤酒店でこの企画を知り、
早速申し込んだ。
限定1000本。
結構人気があって、
予約締め切りの期日の前に、
予約が一杯になったようだ。
どうやら毎年のことらしい。
早めに申し込んでおいてよかった。
なにせ、呑みたくてもだ。
タイミング外すと、
1年も待たざるを得ないから。
さて、味わいはどうか。
香り華やか。
まず甘味が印象的である。
が、決してダレない感じで。
そんで生原酒の力強さ。
来福らしい厚みのある味わい。
味が濃いというよりは、
厚みがあると言ったほうが、
正確な気がしている。
旨味たっぷり。
当然アルコール感強め。
それに酸味も少々。
そして搾りたてのフレッシュさ。
少々滓も絡んでピチピチしてる。
安藤酒店の師匠が言うには、
初日より2日目のほうが旨いらしい。
ので、
元日に呑みきらないようにして、
ちゃんと残して2日にも呑んだ。
確かに師匠のお言葉通り。
開けたては結構暴れん坊な感じ。
一日空気に触れさせると、
それなりに味わいが落ち着いて、
いい感じにまとまる。
生原酒らしい濃醇な旨い酒だった。
縁起もいいし。
今年はこれで運が巡ってくるだろう。
ちなみに、だ。
既に来年も申し込むと決めている。
なんて言うと、だ。
正月早々、鬼に笑われるのは必須?
まぁ、いいか。
そういや、
来福っていう銘柄を初めて見たとき、
「なんか中華っぽいな」
と、思ったな。
「来」とか「福」とか好きじゃん?
中国系ってさ。
いずれにせよ、
そういう験担ぎや縁起物を、
大切にしていきたいな、と。
ツキとか運って大事だから。
【メモ】
◇香りの高さ:控 ・・★・・ 高
◇味の濃淡さ:淡 ・・・★・ 濃
◇甘味:★★★★
◇含み香:華やかでフレッシュな感じ。
縁起物だけじゃなくて、きちんと味も良い。旨味たっぷりの生原酒らしい力強い味わい。