茨城の地酒を呑む

茨城の地酒(日本酒)を紹介。茨城は水戸黄門以外にも沢山の魅力があります。

一品 初しぼり にごり酒(吉久保酒造・水戸市)

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昨シーズン呑みたいと思いながら、

結局呑めずに終わった酒。

 

何故かというと。

 

初めて呑む酒だし、

ブログ更新のペースアップのため、

四合瓶が欲しいと思ってたのだが。

 

いつでも買えるだろうとタカをくくり、

他の酒を優先的に買ってしまい、

気付くと酒屋に一升瓶しか残っておらず。

 

一升はちっとなーって尻込みしてたら、

結局店頭から無くなってた、と。

 

まー、そんな感じで。

 

今シーズンは絶対呑むぞ、と。

出荷情報をキャッチして、

早速買ってきた次第である。

しかも、あえて四合瓶を探して。

 

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味わいはなかなかサッパリしている。

にごりにしてはかなりスッキリ目。

 

ちなみにこの酒も本醸造タイプ。

アルコール度数17度。

 

この17度ってのが曲者で。

僕は結構酔っぱらってしまう。

正直言うと15度当たりがベスト。

 

たった2度の違いが割と大きくて、

全然酔っぱらいかたの質が変わる。

 

なんかで読んだことがあるけれど、

酒が発酵していく過程で、

アルコール度数が15度超えると、

酵母菌はどんどん死滅してくらしい。

 

僕は酵母菌に似ているのかもしれない。

 

開けたてはアルコールの香りがした。

が、一日経つとそれも抜けて。

 

まるで梨のようなフレーバー。

心地よい甘味。

しつこさやくどさもなく。

下手な酒にあるような酒粕の嫌味がない。

 

オリは多めだがさらさらしている。

ので、重たさは感じない。

 

アルコール高めに設定しているのは、

その辛味でキレを演出する狙いか?

そんな感じの酒である。

 

なかなか美味しい酒だ。

次は一升瓶で買ってこよう。 

 

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四合瓶は味見用とよく言われる。

確かにな、と思う。

 

そんな四合瓶の良さは何か?

ブログの更新が捗るっていう、さ。

 

一升瓶は呑みきるまで一週間かかる。

僕の肝臓とサラリーからすると、

そんぐらいのペースが丁度良い。

健康と家計を保つ秘訣はそんなとこだ。

 

ので、一升買いはブログの更新が遅くなる。

 

僕にもっとアルコール分解酵素と、

贅沢出来るだけの稼ぎがあればよいのだが。

 

もしくは、

酒をシェアする呑みトモがさ、

近くにいればよいのだが。

 

日本酒好きの呑み友だちが、

今のところ一人しかいなくて。 

 

その唯一の日本酒呑みトモは、

僕の親父さんなんだけど。

 

なにせ、さ。

ウチと実家は車で一時間の距離だから、

毎日というわけにはいかないので、

ちっとなー、っていう。

 

まぁ、両親と一緒に住んで、

毎日親父さんと酒呑んだとすると、だ。

 

確かにブログ更新は捗るけれど、

お袋さんとかみさんに、

トコトン怒られて、さ。

虐げられること間違いない。

 

ので、今のペースが丁度良いと思ってる。

 

更新楽しみにして下さってる方には、

大変申し訳ないですが。

 

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僕としては、

茨酒の旅を10年ぐらいかけて、

完結させていこうかと。

もちろんその先も続くだろうが、

そんなスパンで考えている。

 

呑気なのです。

 

【メモ】

◇香りの高さ:控 ・★・・・ 高

◇味の濃淡さ:淡 ・★・・・ 濃

(注)香・味はにごり酒基準。実際は濃いめ。

◇甘味:★★

◇とろとろ感:★★★

◇しゅわしゅわ感:なし

◇含み香:梨っぽい感じ

かなりスッキリしてるにごり酒。好みである。