茨城の地酒を呑む

茨城の地酒(日本酒)を紹介。茨城は水戸黄門以外にも沢山の魅力があります。

2015-01-01から1年間の記事一覧

武勇 山田錦 山廃純米原酒(武勇酒造・結城市)

武勇の限定酒。 この酒は ↓ の生詰原酒だそうで。 ibaraki-jizake.hatenablog.com ibaraki-jizake.hatenablog.com ちなみに ↑ の酒については。 山廃酒だが山廃っぽくないので。 山廃って表示を敢えてしなかった。 らしいが。 今回出た原酒に限っては。 ちゃ…

来福 純米 ひやおろし 若水(来福酒造・筑西市)

来福酒造の醸す純米酒はどれも秀逸だ。 来福というと、愛山を中心に。 純吟無濾過生原酒とか。 火入れにしても。 純米吟醸クラスがメインな印象だが。 実のところ来福の真骨頂っちゅうか。 本当の良さは。 火入れした純米酒だろう、と。 そう思う。 手前味噌…

彦市 純米無濾過生原酒(月の井酒造・大洗町)

前回記事にした彦市、の無濾過生原酒。 どっちが旨いか? って訊かれりゃ。 もちろん。 どっちも旨いって答えるね。 事実、どっちもいい酒だ。 無濾過生原酒ゆえの。 フレッシュで濃醇な味わい。 ダイレクトに感じる。 甘味と酸味。 まるで葡萄のような風味…

彦市 純米酒(月の井酒造・大洗町)

水戸を離れて東へ三里 波の花散る大洗 に、ございますは。 月の井酒造の新ラインナップ。 その名も「彦市」。 代々、月の井さんでは。 蔵元さんが彦市っていう名前を。 襲名する習わしらしく。 今年から8代目が跡継いだから。 それにちなんで出された酒。 …

来福 純米吟醸 亀の尾(来福酒造・筑西市)

これ旨いねー。 来福の必殺技。 花酵母ってやつで。 ひまわり酵母で醸された。 亀の尾の酒。 ひまわり、か。 夏のイメージさながら。 俺が連想するのは。 川本真琴の「ひまわり」って曲で。 ひまわり♬ あの夏に生まれたんだよ♪ 浴衣とスニーカーで一緒に隠れ…

霧筑波 特別純米(浦里酒造・つくば市)

ゆるゆると、霧筑波で晩酌してたら。 唐突に、うちの次女が。 「大きな夢ってどんな夢?」 なんて言うもんだから。 かみさんとふたりで。 「えー!っとねー…」 と、若干あたふたして。 かみさんが、ちょっと詰まり気味に。 「大統領になるとか?」 って切り…

霧筑波 吟醸 瓶燗火入れ(浦里酒造・つくば市)

仕事からあがって。 帰り道の頭の中は。 仕事のことはもう完全に。 パチン、スイッチオフ。 脳みその回路は。 晩酌に切り替わっている。 まず、ひと口。 含む瞬間まで、が。 ものすごくせっかちな人間で。 やるべきことを。 って、言っても。 着替えるとか、…

来福 純米吟醸 愛船二〇六号(来福酒造・筑西市)

来福の必殺技。 レア米純吟。 愛船二〇六号とは。 愛山の叔父だか叔母にあたる米らしく。 1960年代には作付けされなくなった。 幻の酒米。 らしい。 その幻がこうして。 一升瓶に詰まっている。はっきりと存在している。アルコールに姿を変えて。 スピッ…

武勇 米麹甘酒(武勇酒造・結城市)

「醍醐味」 っていう言葉の語源は。 大昔に遡ると。 「醍醐」っていう飲み物があって。 その味わいたるや。 米麹の甘酒を牛乳で割ったやつ。 って、感じで。 で、濃厚で甘くて。 もう、最高級な味わいで。 そんで、天皇とか。 偉い人しか飲めない。 醍醐の味…

武勇 純米吟醸生酒 樽生(武勇酒造・結城市)

武勇の夏酒。 樽の香り。 杉樽の粋な香り。 すっきりと爽やかに。 冷酒で呑む。 茨城の夏、吟醸の夏。 これが旨いんだ。 この酒も。 呑み出してから。 今年で、3年目。 この酒はブレないねー。 毎年、同じ味わいだ。 もちろん。 ちょっとは違うんだろうけど…

来福 純米吟醸 夏の酒(来福酒造・筑西市)

夏の思い出 夏酒呑んで あーうまいねー なんて思い出して 感じるこの季節が 来るたび夏の酒を呑んでる 呑んだくれてる 去年より辛口な仕上がり。 っていうレビューを。 どっかで見たのだが。 グラスに注いで。 まず、一口。 ん、甘味あるじゃんか。 穏やかに…

霧筑波 波留起多里(浦里酒造・つくば市)

お義兄さん、お義姉さん。いい酒を呑ませて頂いて。 大変ありがとうございました。 とても美味しかったです。 はるきたり。 名前の通り。 春に出荷される酒だけども。 夏に呑むのもなかなかオツで。 この酒は。 やっぱり旨いんだ。 また、霧筑波の。 うすに…

霧筑波 純米大吟醸 雄町(浦里酒造・つくば市)

この前。 お義父さん&お義母さん主催の。 バーベキュー大会があり。 うちの娘、即ち孫どもと。 娘と婿が。 よくよく、お世話になりまして。 本当にありがとうございました。 そんで、お酒担当の。 お義兄さんお義姉さん、が。 用意してくださったのが。 な…

月の井 夏純米(月の井酒造・大洗町)

あー夏休み。 なーんつって。 ヘラヘラと。 適当な文章綴る俺だけど。 変に意固地なところもあって。 夏酒に関しちゃ、もう。 ヘンテコな頑固爺よりも。 うっさくて喧しい30代だ。 青臭い? の、かもしれない。 餓鬼っぽい? まー、いいや。 なにせ、この…

月の井 純米吟醸 蔵酒(月の井酒造・大洗町)

この酒は。 前に呑んだ無濾過生原酒山田錦の。 火入れバージョンで。 月の井 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦(月の井酒造・大洗町) - 茨城の地酒を呑むibaraki-jizake.hatenablog.com 無濾過生原酒が。 もう、完璧に旨かったから。 そりゃー、火入れも抜群だ…

一品 超辛純米(吉久保酒造・水戸市)

そろそろ高校野球の県大会も大詰めで。 さて、どこが優勝すんだっぺ? なんて話題でもちきりだ。 と、なると。 当然、夏の日差しが眩くなり。 向日葵は太陽に向かって背伸びして。 陽炎は揺れ。 アスファルトの向うに蜃気楼が。 まー、なんちゅうか。 暑い。…

百歳 超辛夏純(吉久保酒造・水戸市)

ささ辰さんのブログ読むのが。 日課になっていて。 遡って、過去の投稿から読んでる。 またもや勝手にリンク貼らせて頂きます。 <a href="http://sasatatsu.exblog.jp" data-mce-href="http://sasatatsu.exblog.jp">ささ辰酒日記&…

紬美人 ピュア茨城 蔵なま(野村醸造・常総市)

高校野球の結果なんか新聞で読むと。 石下なんて地名が出てきて。 昔は石下町、今は常総市にあたるわけだが。 同じ茨城県内でも。 若干、土地勘のないところで。 昔、R294から谷和原ICという。 そんなルートで常磐道に乗ったな、と。 その通過点に石下が…

副将軍 純米吟醸 夏酒(明利酒類・水戸市)

高校野球の県大会が開幕し。 あーもう、夏だなー、と。 そう感じる季節。 梅雨明けはまだ先だけど。 なんかすごい暑いし。 晴れ間に覗く太陽は真夏そのもので。 そろそろ、夏全開かな? なんて逸る気持ち? おい、それってば。 渚に集う若者の心理か? いや…

霧筑波 参拾周年記念酒 大吟醸 2015(浦里酒造・つくば市)

さて、前回記事にした参拾周年記念酒の。 もうひとつの酒。 それが、今年の大吟醸である。 ちなみに、鑑評会出品酒だ。 まぁ、はっきり言って。 三十年古酒に比べたら。 インパクト薄いかもしれないが。 そんなこと言ったらバチがあたる。 この酒だけでも十…

霧筑波 参拾周年記念酒 大吟醸 三十年熟成(浦里酒造・つくば市)

ご存知、浦里酒造さんの酒は。 「霧筑波」という銘柄で。 今年で三十周年を迎えたそうで。 丁度三十年前。 西暦で言えば1985年。 茨城県つくば市においては。 つくば科学万博が開催されたわけで。 <a href="http://matome.na…

武勇 純米酒 山田錦 生酒(武勇酒造・結城市)

前にこの酒呑んだのいつだったっけ? と、自分のブログ読み返してみたら。 一昨年になるのか、もう。 なんて、時が流れるのは早いもんだ。 基本的に俺の舌の記憶はいい加減で。 まぁ、ごじゃっぺなんだけど。 この酒に関しては。 一昨年呑んだときの印象が。…

一品 大吟醸 嚼梅(吉久保酒造・水戸市)

一品を醸す吉久保さんは。 去年に引き続き。 今年の新酒鑑評会で。 めでたく金賞を受賞され。 2年連続の受賞もさることながら。 佐々木杜氏が勇退され。 鈴木杜氏へと代替わりしても。 盤石だねー、なんて。 いやーめでたしめでたし、だ。 この前、両親に孫…

太平海 四十日もろみ(府中誉・石岡市)

目には青葉/山ほととぎす/初鰹 なんて句が似合う粋な酒で。 もちろん、鰹と一緒に呑めば。 鰹のために醸された? なんて思うほど、抜群にあう酒だったり。 夏酒と言えば夏酒なんだろうが。 どちらかというと。 敢えて、初夏酒と呼びたい。 太平海シリーズ…

大観 黒ラベル 純米酒(森島酒造・日立市)

この酒は火入れ酒で。 っていうと、生酒フェチなんかは。 あっそ、日本酒臭いやつね。 なんつって、パスするかもしれない。 が、しかしこの酒は。 ちょいと含めば。 あれ?生酒か? っていう、フレッシュな風味がある。 生の風味を完璧に残した火入れ酒。 ま…

御慶事 特別本醸造 日本晴(青木酒造・古河市)

ちょいとメデタイことがあると。 やっぱり御慶事か? だな!! っていう。 まー、結局は。 なにせ旨いから。 御慶事呑みたいだけなんだけど。 酒と政治は大義名分が重要だ。 ま、今回はプチメデタイだったので。 その辺はわきまえて。 特別本醸造をチョイス…

霧筑波 特別純米 本生(浦里酒造・つくば市)

淡麗と薄味は違う、なんて聞くと。 なんだか禅問答でも始める気か? と身構えちまうが。 霧筑波の特別純米本生を呑めば。 その言葉の意味を。 完璧に理解することが出来る。 まさしく呑み込めるというか。 色即是空。 空即是色。 言葉じゃ説明しきれないもん…

武勇 辛口純米酒(武勇酒造・結城市)

ちょいと、勝負事の前に。 験を担いで呑んだ酒。 武勇に優る武将のように。 勇ましく勝負に挑む。 っていう、さ。 おかげさまをもって。 ばっちり勝利をおさめて。 もう、武勇様々でして。 これからもあやかりたい。 縁起のいい酒。 に、しても。 また、辛口…

一品 金撰 辛口(吉久保酒造・水戸市)

dancyu が、さ。 『コスパ日本酒』 なんていう特集を組むとするならば。 の、話なんだけど。 この一品の辛口は、確実に。 4ページぐらいの記事になる酒だ。 まぁ、もちろんあの雑誌が。 そんな特集組むなんて絶対あり得ないが。 なにせ、安くて旨い酒呑んで…

府中誉 特醸(府中誉・石岡市)

この、府中誉の特醸の良さを。 日本酒ファンの方に。 ダイレクトに伝えるならば。 豊盃の「ん」と双璧をなす酒。 と、言えば分かって頂けるだろう。 しかも、同じ価格だし。 そんで、もちろん。 三浦酒造さんには、悪いけど。 俺的には、「ん」以上に。 「ん…