茨城の地酒を呑む

茨城の地酒(日本酒)を紹介。茨城は水戸黄門以外にも沢山の魅力があります。

大観 純米酒 美山錦 無ろ過生原酒(森島酒造・日立市)

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大観の無ろ過生原酒シリーズ。

最後の4本目は美山錦。

 

ちなみに1本目はこちら ↓

大観 純米吟醸 ひたち錦 無ろ過生原酒(森島酒造・日立市) - 茨城の地酒を呑む

2本目はこちら ↓

大観 純米吟醸 山田錦 無ろ過生原酒(森島酒造・日立市) - 茨城の地酒を呑む

3本目はこちら ↓

大観 純米吟醸 雄町 無ろ過生原酒(森島酒造・日立市) - 茨城の地酒を呑む

 

大観の無ろ過生原酒4本。

贅沢にも吞み比べる、っつう。

 

どの酒も個性的で、

吞み比べるの楽しかった。

 

では、早速ラインナップを紹介。

 

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写真左から順に

 

純米吟醸雄町

純米吟醸ひたち錦

純米吟醸山田錦

純米美山錦

 

の4本である。

 

吞み比べた率直な感想っつうか、

敢えて順番つけるとするならば、

 

1位 ひたち錦

2位 山田錦

3位 雄町

4位 美山錦

 

で、今回は4位の美山錦をご紹介。

 

4番とはいいつつも、

実際はバリバリ旨くて。

 

大観の無ろ過生原酒レベル高いな、と。

 

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他の酒が純米吟醸であるのに対して、

美山錦だけが純米酒

 

だから、といって他と遜色はない。

 

冷酒の状態だと、かなりスッキリめ。

結構淡麗な印象、に、僅かな苦味。

 

その辺が美山錦っぽい。

 

ここはひとつ、

ちょいと冷蔵庫からだして。

 

実はこの酒、実際に吞んだのは、

3月末から4月初めで。

 

まだ、ちょっと寒いからって。

必殺技の、玄関冷やにして吞んでみた。

 

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多分15〜20℃の間だと思うんだけど。

いやー、味が出るなーって。

 

すっきり感はもちろんあるけど、

香り甘旨味が膨らんで。

 

りんご様な含み香とあいまって、

へー、うめーなこれ、と。

 

冷酒とは打って変わって、さ。

 

割とゴージャスな味になるから、

日本酒の温度って面白い。 

 

純米酒は特にそうなのかな?

 

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さて、呑み比べを総括しておく。

 

香りの華やかさで言えば。

雄町とひたち錦。

 

香りが穏やかなのが、

山田錦と美山錦。

 

この辺ははっきりしているな、と。

 

甘辛で言えば、

ひたち錦がちょい甘めな感じ。

美山錦の冷やもまぁまぁ甘か。

雄町は甘辛どっちでも。

山田錦は辛口な印象?

 

味の濃淡からすると、

ひたち錦が一番味濃いか?

ついで、山田錦&美山錦。

雄町は淡麗め。

 

あくまで、僕の印象だから、

あまりあてにせず。

 

ぜひ、みなさん。

実際に吞んでみてください。

 

どれも旨いことだけは、

間違いないです。

 

【メモ】

◇香りの高さ:控 ・★・・・ 高

◇味の濃淡さ:淡 ・★・・・ 濃

◇甘味:★★

◇含み香:りんご様なゴージャスさ

常温が旨いかな。冷酒だと結構すっきり。

 

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